痛みに配慮した治療
痛みへの徹底した
配慮について
歯の中には歯髄という神経が存在します。冷たいものを食べたときに感じる染みるような感覚はこの歯髄による感覚です。また、歯茎にも皮膚と同じように神経が通っています。
それとは別に歯と骨の間にも歯根膜という膜があり、その間にも神経が存在します。硬いものを噛んだ時に硬いと感じたりするのはこの神経による感覚です。治療時や、食事時に感じる痛みはこれらの神経のどこかが反応していることが理由です。これらの神経に刺激が加わると、痛みを感じることになります。
痛みに配慮した当院の取り組み
当院では痛みを極限まで抑えるために、痛みを感じる可能性のある処置をする場合は必ず事前に同意をいただいた上で麻酔を行います。しかし、麻酔も本来多少の痛みを伴うものなので、麻酔針を刺入する部位に表面麻酔を塗布し、麻酔の痛みも抑えるように心がけております。
表面麻酔とは
表面麻酔は注射による麻酔の前に麻酔部位に塗布し、注射の痛みを軽減する役割があります。
塗るだけですので全く痛みはありません。また味もフルーツのフレーバーをご用意しております。
表面麻酔の流れ
麻酔予定部位に表面麻酔を塗布し、少し時間を置きます。
1分もしないうちに他の塗ってない歯肉と比べてじんわりと感覚が鈍ってきます。
診療の流れ
ご来院・受付
お電話またはWEBにて、お悩みの内容と来院のご希望日時をお伝えください。
※初診の際には「保険証」をご持参の上、ご来院ください。
※ご予約優先の為、直接ご来院の際はお待ちいただくことがありますことをご了承ください。
カウンセリング
気になる点を気兼ねなくご相談ください。治療に際して不安なこと、心配なこと等もお伝えください。
検査
お口の中を確認し、必要な検査を受けていただきます。レントゲン写真やカメラを用いて撮影を行い、わかりやすいようにご説明いたします。
治療計画の説明
患者さまに納得して治療を受けていただけるよう、分かりやすい丁寧な説明を大切にしています。治療を行う理由やメリット・デメリットについても詳しくお伝えし、費用や期間など患者さまのご希望もしっかりと伺いながら最良の治療プランをご提案させていただきます。
治療
お痛みやストレスをなるべく少なくできるよう、充分な配慮をして治療を進めてまいります。また、「可能なかぎり歯を削らない・抜かない」ことを重視し、患者さまの将来の健康まで見据えた丁寧な治療を行なっています。
メインテナンス・定期検診
治療後の安定した状態を保つために定期的なメインテナンスを行います。
初診費用の目安
初診時の費用について
初診時のお支払い金額はおおよそ3,000〜5,000円ほどです。
※金額は保険治療(3割負担の方)の2024年8月現在のおおよその金額です。
お支払い方法
保険診療
現金、クレジットカードでのお払いとなります。
自費診療
現金、クレジットカード、デンタルローン、院内分割が可能です。
※お支払い時に受付までお問い合わせください。
よくある質問
Q1.利用する痛み軽減の処置は
どのようなものがありますか?
さらに、表面麻酔だけではなく麻酔時に痛みが出ないように工夫して痛みの少ない部位から少量の麻酔を行うように心がけています。治療中も痛みを感じにくい部位から治療を行なっていき、痛みを感じていると判断したら、すぐに治療を中断し、麻酔を追加して行きます。
痛みを感じられた場合はすぐに左手をあげてお伝えください。
*急に動いたり、お口を閉じることは非常に危険です。痛みを感じた場合はまず、手を上げてお伝えください。
Q2.麻酔注射に使う針にも
配慮されていますか?
麻酔注射時に「チクッとする痛み」が苦手な方も少なくありません。
当院では、麻酔注射に使う針についても「痛みを抑える工夫」を行なっており、一般的に使用されている27〜30ゲージ(0.4〜0.3mm)よりも、さらに細い35ゲージ(0.23mm)を使用しております。
この超極細の針を使うことで、注射時の痛みがほとんど感じられないレベルまでに抑えることが可能です。
Q3.どうしても痛みが怖い方は、静脈内鎮静などを利用することはできますか?
はい。利用できます。どうしても痛みへの不安や恐怖心がある方には、「静脈内鎮静」の利用をお勧めしております。鎮静薬を静脈に点滴することで、うとうとしている間に、治療を済ませることができます。